
富山競輪場は富山市岩瀬池田町にある競輪場で愛称は「ドリームスタジアムとやま」です。 富山競輪場の所有者は満寿泉という日本酒で有名な桝田酒造店から株式会社チャリ・ロトに変更されています。 富山競輪場の開場は1951年4月6日に開場されました。 富山は寒冷地でもあるため開催期間は4月から11月までの開催となっています。 当競輪場の開設記念競輪競走は「瑞峰立山賞争奪戦」(GⅢ)が開催され、開催2日目のシード優秀競走は富山県の名峰とも言われている「剱岳」にちなんで「峻峰剱賞」の名称で行われます。 「瑞峰立山賞争奪戦」は8月に開催されています。気温が高い時期に熱い戦いが繰り広げられています。 また、1995年、1996年、2001年、2006年には「ふるさとダービー富山」が開催され、20116年には「共同通信社杯」が開催されました。 マスコットキャラクターは富山の県鳥でもあるライチョウをモチーフにされた「ライちゃん」で大きい目と目元のハートの形が印象的です。 マスコットキャラクターのライちゃんにちなんで「raichan cup」も開催されています。 富山競輪場のバンクは1周333mの短距離バンクです。 カントがなかなかきつく風がバックストレッチで追い風となる為、逃げ先行の選手だけでなくまくりの自力選手にも有利な競輪場です。 特徴としてはセンター及びバックの走路が他の競輪場に比べ極端に狭いことです。 1990年にバンク改修が行われたがセンターは改修されなかったことから現在のバンクになったとも言われています。 非常に扁平で押しつぶされた形になっておりセンター部分ではカントの割に際立っており、番手争いをしている選手がバランスを崩し落車することが多い。 そのため開催最終日には6車立てのレースで開催されたということもしばしばあります。 またバックスタンド裏には岩瀬浜と繋がった運河となっており吹き込んでくる海風に注意が必要でありなかなか癖の強い競輪場です。