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競輪場情報

かつて採用されていた競輪のレース方法
「普通競走」とは



「普通競走」とは、誘導員のいないレースとして以前、採用されていた競走方法です。現在、競輪のレースはすべて「固定先頭競走」で行なわれているため、「普通競走」は事実上廃止となっています。

ここでは、かつて採用されていた「普通競走」について、紹介します。

固定先頭競走との違い

固定先頭競走との違い

「普通競走」では、選手が誘導する役割を担います。「トップ引き」と呼ばれる役割のことです。「トップ引き」をする選手は、誰でも良いことになっていましたが、「6番車の選手」が行なうことが慣例となっていました。これは、「普通競走」を採用していた当時の「6番車の選手」が、出走選手の中で最下位に位置付けられている選手だったためです。

トップ引きも車券の対象

トップ引きも車券の対象

「普通競走」は、誘導員が先頭を走る「固定先頭競走」と違い、「トップ引き」をする選手も出走する選手の一人として見なされていたため、車券の対象となっていました。なお、「トップ引き」を申告した選手は、レースの事前に告知されています。

トップ引きの枠番

トップ引きの枠番

「トップ引き」をする選手は、枠番が5枠となります。同じ5枠には7番車がいるので、「枠番連勝式5―5」の車券が発売されることになります。1973年4月9日に千葉競輪場で開催された7レースにおいて、9名のうち7名が落車してしまい、残った2名が5枠の6番車と7番車という番狂わせがありました。このときの配当金2,363,180円は、枠番連勝式では公営競技史上最高額となっています。

トップ引きの手当て

トップ引きの手当て

「車番連勝式」の車券の発売以降、「普通競走」は実施されていませんが、それ以前のレースでは「普通競走」が行なわれたことがあります。「先頭固定競走」が直前になって「普通競走」に変更される場合もありました。格上のレースに出場することになった実力の劣る選手や、引退間際の選手など、何らかの理由を抱えた選手の申告により、変更されたのです。その理由は、「トップ引き」をした選手に賞金とは別に手当が支給されていたからです。

トップ引きにまつわる罰則規定

トップ引きにまつわる罰則規定

現在、規定時間を超過すると課せられる「タイムオーバー」の罰則規定が設定されています。これは、「トップ引き」の選手が極端にペースを落とすことをけん制して設けられた規定です。

普通競走の消滅

普通競走の消滅

「車券連勝式勝者投票券」が発売されることになったのは1995年9月からですが、その後も「普通競走」は開催されています。しかし、トップ引きを担当する選手が絡む車券のオッズで混乱を招いてしまうため、1995年の12月から、すべてのレースを「先頭固定競走」にしています。競輪レースを公正に開催するために、「普通競走」は事実上の廃止となったのです。そのため、現在先頭を走行して誘導するのは先頭誘導員に限られ、車券の対象から外れているのです。