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競輪レースの紹介(12)寺内大吉記念杯競輪



2008年9月6日に、作家・スポーツライターとして、競輪に深くかかわってきた寺内大吉氏が亡くなりました。その功績をたたえるために、寺内大吉の名前を冠としたレースを創設することとなり、記念杯が開催されました。

ここでは、その「寺内大吉記念杯競輪」について、紹介します。

冠杯としての寺内大吉記念杯競輪

冠杯としての寺内大吉記念杯競輪

「寺内大吉記念杯競輪」は、寺内大吉氏の死後すぐ、同年12月に「KEIRINグランプリ」の中のS級シリーズとして開催されました。第1回は平塚競輪場で開催され、優勝したのは阿部康雄選手です。また、冠杯として開催されたことも合わせて、競輪界における寺内大吉氏の影響力の大きさと貢献度の高さを物語っています。

寺内大吉氏は、競輪ファンの間では特別競輪の決勝戦の解説者としてもなじみがあり、生前から競輪に対する造詣の深さは有名でした。第二次世界大戦後に始まった日本の競輪の発展に、その黎明期から深く長く寄与してきた功労者の名前がついたレースの創設は、「寺内大吉」の名前を後世に残すとともに、さらなる競輪の盛り上がりを期待するものでもありました。「寺内大吉記念杯競輪」は、F1シリーズとして毎年行なわれています。

S級のみのレース構成

S級のみのレース構成

通常のレースのように、S級とA級がそれぞれ5~6レース行なわれるものとは違い、「寺内大吉記念杯競輪」はS級のみの10レースで行なわれます。初日の予選9レースで2着以内に入った選手18名と、初日特選の出場選手9名を合わせた、計27名の選手が2日目の準決勝に進めます。準決勝は3レースあり、それぞれのレースの上位3選手、計9名が3日目の決勝に進出できます。「寺内大吉記念杯競輪」は、1年の総決算として開催される「KEIRINグランプリ」シリーズの中で開催されています。したがって、初日は「ガールズグランプリ」、2日目は「ヤンググランプリ」、最終日には「KEIRINグランプリ」が第11レースとして組み込まれています。これらは予選なしの単発レースとして実施されるため、「寺内大吉記念杯競輪」はS級のみの10レースで開催されています。第11レースのグランプリに向けて、第1レースからレベルの高いレースが行なわれることで、多くの競輪ファンから注目を集めています。また、2009年以降は選抜競走が廃止され、予選レースに一本化されています。このような経緯から、「寺内大吉記念杯競輪」は創設以来、ファンの関心度がきわめて高い人気のレースのひとつとなっています。今では、年末の恒例行事として「KEIRINグランプリ」シリーズとともに盛り上がり、1年の掉尾(ちょうび)を飾るにふさわしいレースとなっています。